1. 鎌倉って
旅好きの皆さんいかがお過ごしでしょう。時間とお金に余裕があれば、国内なら、北海道、京都、沖縄あたりにとお思いでしょう。
しかし、そんな暇もお金もない時に、ちょっと、日帰りでと思った時、首都圏から1時間以内で行けて、観光ができ、おいしいものも手軽に楽しめるところ、「鎌倉」をご紹介します。
もちろん、首都圏以外のかたにも十分お楽しみいただけます。
鎌倉ってどこにあって、どう行けばいいか知ってますか。東京から55分、横浜からは25分で行けます。
JR東海道線で大船に行き、JR横須賀線で鎌倉へ。
または、JR東海道線か小田急線で新宿から藤沢へ行き、江ノ島電鉄で鎌倉へ。
それぞれ、途中駅に観光名所がズラッとあります。
もちろん、江ノ島、湘南もおすすめですが、ここでは、鎌倉にフォーカスして、お知らせします。
まずは、鎌倉のお寺7選。
1.高徳院
ご存じ、鎌倉の大仏様です。鎌倉のシンボルである鎌倉の大仏が鎮座するのが、ここ高徳院。高さは11.3m、重さは12tの大きな青銅製の阿弥陀如来様で、国宝に指定されています。
春には青色の大仏様とピンク桜を一枚に収められるベストスポットで撮影待ちの行列ができることも。
秋には、紅葉と大仏様の競演を楽しむことができます。
2.長谷寺
長谷寺は鎌倉でも有数の景勝地。境内の「見晴台」から長谷の街並みや相模湾を見渡すことができます。また、見晴台そばの「海光庵」から海を眺めながらの食事を楽しむことができます。
長谷寺といえば、あじさい。例年6月頃には、「眺望散策路」にいっぱいのあじさいと、境内に植えられた竹林との競演は大変美しい眺めです。
3.明月院
鎌倉で「あじさい寺」といえば、ここ明月院。総門から山門へつづく参道沿いには綺麗な色をしたあじさいが咲き誇ります。
”明月院ブルー”と呼ばれる青色が特徴。
←北鎌倉にある明月院。本堂にある円窓(悟りの窓)から眺める後庭園の美しさがよく知られています。
4.報国寺
報国寺は美しい竹の庭園で知られています。ミシュランの観光版で3つ星の評価を得たことや、日本らしい風情が楽しめることから、海外観光客にも人気です。
群生する竹は1,000本ほど。
お茶スペース・休耕庵で、竹林をみながらお抹茶をどうぞ。
5.円覚寺
円覚寺は北鎌倉駅を降りてすぐの場所にあります。代表的な禅寺「鎌倉五山」の第2位に位置付けられた立派なお寺です。禅寺の凛とした雰囲気が魅力。
風格を感じさせる立派な山門。楼上には通常非公開である十一面観音、十二神将、十六羅漢像。仏殿後方の方丈の庭園も見どころ。周囲の自然林をふくめて国の名勝に指定されていれます。
6.建長寺
禅寺の格式をあらわす制度「五山の制」で「鎌倉五山」第一位と格式が最も高い。1253年に北条時頼が建立した、日本初の禅寺です。
境内はとても広く、見どころがたくさん。境内の最も奥にある半僧坊は、249段の階段を登った先にある大権現で、道のあちこちに天狗の像。
石段をさらに登ると、由比ガ浜や、富士山、伊豆大島を眺望できる「勝上献展望台」。
心字池を中心とした日本庭園は、国の史跡に指定。
7.杉本寺
杉本寺は、734年に創建された鎌倉最古のお寺。美しい緑色の、風情のある苔の階段は撮影スポットとして大人気。
本堂には、十一面観音像が安置されています。
仁王門には、運慶作二体の朱色の仁王像がにらみをきかせています。
お寺以外にも鎌倉の観光地をお知らせしますと
但し、このブログの趣旨は鎌倉の禅宗について、お知らせするものなので、鎌倉の旅の時に、ちょっと寄り道をする程度に。
まずは、食べ歩きの「小町通り」
鎌倉駅から鶴岡八幡宮へ行く道がそうです。
もうひとつ、若宮通もあります。
さらには、鎌倉の海。
由比ヶ浜 七里ヶ浜
さて、鎌倉の地理的な説明は、一旦おいて、次のブログでは、「禅宗と鎌倉」の関係について、書いていきたいと思います。