13. 法隆寺
さあ、法隆寺です。
推古15年(607)、聖徳太子により創建されたと伝わる。「日本書紀」には、天智9年(670)に伽藍を焼失したとの記述があり、8世紀初頭に現伽藍が完成。日本ではじめて世界文化遺産に登録されました。広い境内には、1400年間の歴史を伝える、さまざまな時代の仏像・建造物が残り、約190件が国宝または重要文化財に指定されています。兵火や天災にはあわず、現存する世界最古の木造建築群として世界的に有名です。
法隆寺南大門から入っていきましょう。
まず、法隆寺金堂です。建物が美しい。金堂内部に収められている仏像も美しい。
これは、かの有名な釈迦三尊像です。(法隆寺H.P.から)
他に薬師如来坐像や阿弥陀三尊像などが、収められています。
(奈良のほとんどの寺院では、お堂内部は撮影禁止ですので、仏像を撮影することはできませんでした。)
次に、回廊です。廊下までも風格を感じます。
そして、五重塔です。五重の屋根の意味は、下から地、水、火、風、空からなるもので、それぞれが5つの世界を示し、仏教的な宇宙観を表しているとのこと。
日本各地のお寺に五重塔がありますが、やはり、法隆寺は別格です。
続いて、法隆寺大講堂。この中には、薬師三尊像が収められています。
法隆寺H.P.から
続いて、西門東大門へ入って、東院伽藍へ進んでいきましょう。
ここには、法隆寺夢殿です。聖徳太子信仰の聖地です。
法隆寺H.P.から